nekoatamaの週誌

一週間を振り返る

詩的言葉の引用

東大寺の二月堂

東大寺の二月堂というと、とても思い入れがあるのだが (※欄干に肘をついて、日向の猫のように・・であったか、あれのせいですけど・・下に引用)昨日(3月11日!!!)は初めて 修二会のお松明を「遠目に」見てきました その話はこっちでしているので繰り返…

木のすがた(相)を見る

幸田露伴の樹相学だそうだが人長じては漸くに老い、 樹長じては漸くに衰ふ。 樹の衰え行く相を考えるに、およそ五あり。 天女にも五衰という事の有るよしなれば、 花の樹の春夏に栄え、 葉の樹の秋冬に傲るも、 復五衰の悲を免れざることにや・この新ブログ…

「ひとの世の旅路のなかば」

ダンテ『神曲』寿岳文章訳 「ひとの世の旅路のなかば ふと気づくと 私はまっすぐな道を見失い 暗い森に迷い込んでいた。 ああ、その森のすごさ こごしさ、 荒涼ぶりを 語ることはげに難い。 思いかえすだけでも、 その時の恐ろしさがもどってくる! その経験…

なやみにこころくだけつつ

おおつめたくして呼吸もかたくかがやける 青びかりの天よ。 かなしみに身はちぎれ なやみにこころくだけつつ なおわれ天を恋したえり。 宮澤賢治「冬のスケッチ」 ※日本人にとっての詩、日本人の根源の詩情は、「悲しみ」に尽きるのか? 別の言葉でいえば《…

忿(いか)りは燃えて

サイプレス 忿(いか)りは燃えて 天雲のうづ巻をさへ 灼かんとすなり 宮澤賢治「短歌(歌稿)」

さっき火事だとさわぎましたのは

さっき火事だとさわぎましたのは 虹でございました もう1時間もつづいてりんと張って居ります 宮澤賢治 「春と修羅 グランド電柱(報告)」 この詩にはちょっとおかしみがあります

かなしみはちからに

かなしみはちからに、 欲(ほ)りはいつくしみに、 いかりは智慧にみちびかるるべし。 宮澤賢治書簡(大正9年) 一行目がいいな、と思って書き写しました (引用の花集め?)